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閉塞性動脈硬化症・末梢動脈疾患

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閉塞性動脈硬化症(ASO)・抹消動脈疾患(PAD)



足の動脈硬化の患者数は推定400万人


ふつう血圧を測るときには腕に血圧計を巻いて測定しますが、最近では足の血圧も同時に測定する病院も増えてきています。
理由は、腕の血圧と足の血圧を比較することで全身の動脈硬化の状況を調べることができるからです。

健康な人だったら腕と足の血圧はほとんど同じ数値で、多少の足の血圧のほうがたかくなります。逆に足のほうが血圧が低いと、足の血管に血栓が詰まるなどして動脈硬化を起こしていることが考えられます。
この場合は血管が詰まる閉塞性の血管障害のことです。
閉塞性動脈硬化症(ASO)、あるいは抹消動脈疾患(PAD)といわれています。

ふつうは全身の血管に動脈硬化は起こりますが、閉塞性動脈硬化症は腹部から足にかけて起こり、抹消動脈疾患になると足がしびれたり冷たくなります。
これが悪化すると数十メートル歩いただけで歩けなくなります。しかし、しばらく休むと歩けるようになるという症状が現われます。

この間欠性跛行は、関節痛や坐骨神経痛の人によく見られる症状ですが、閉塞性動脈硬化症である場合もよくあります。
しかも動脈が完全に詰まり足の組織が死滅すると足を切断することもあります。

閉塞性動脈硬化症の治療を受けている人は9万2000人という報告がありますが、違う調査によると30歳以上の推定患者数は400万人とも言われ、動脈硬化の引き金になる糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を抱えている人がなりやすい特徴をもっています。他に喫煙も原因に考えてられます。

閉塞性動脈硬化症の危険なところは、全身の動脈硬化を早めてしまう影響をもっていることです。
閉塞性動脈硬化症になっている人は、約3割の方が脳梗塞や心筋梗塞を引き起こて5年後に死亡しているという報告がされています。

閉塞性動脈硬化症を予防、改善するのはウォーキングなどの運動をすることが最も適しています。

閉塞性動脈硬化症(ASO)チェック


足がしびれたり冷たく感じる。
数十メートル歩くと歩けなくなり、休むと歩けるようになる。
坂道や階段が痛くて歩けない。
寝る時に足が痛む。
足の怪我や打撲がなかなか治らない。
足の肌がまだらになっている。
足の爪が血色が悪い。
足に腫瘍や壊死した部分がある。


以上ひとつでも当てはまるものがあれば、専門医の診察を受けましょう。


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